ＬＰ／リパッティ／ショパン・ワルツ／COLUMBIA盤・WL5056

商品詳細ディヌ・リパッティがショパンの１４のワルツを演奏 ディヌ・リパッティの録音のおかげで、彼が当時最も才能に恵まれた若きピアニストの一人であり、並外れた技巧と誠実さを備えた演奏家であったことが、ますます多くの聴衆に認識されるようになっている。この優れた芸術家は、1917年にルーマニアのブカレストで生まれ、ナディア・ブーランジェ、イーゴリ・ストラヴィンスキー、アルフレッド・ コルトーに師事した。ヨーロッパで輝かしい名声を確立した彼は、初のアメリカツアーを計画していたときに不治の病に侵され、1950年12月3日に33歳でスイスのジュネーブで亡くなった。 ここでリパッティ氏は、ショパンの14のワルツを、コンサートで演奏したように年代順ではなく、最大限の対比を生み出し、素晴らしいクライマックスへと盛り上げるような順序で、素晴らしい優雅さで演奏しています。 ショパンがワルツ形式で曲を書いたとき、このダンスの人気は急上昇していました。ヨハン・シュトラウス(父)とランナーは、その刺激的なメロディーと軽快なリズムでウィーンの聴衆を楽しませていました。ヨハン・シュトラウス(子)の最初のワルツも聞かれ始めていました。ショパン以前には、モーツァルト、ベートーベン、ウェーバー、シューベルトがピアノだけのワルツを書いていました。 ショパンのワルツには、彼の大胆な独創性と詩的な個性が刻まれています。渦巻くようなダンスで舞踏会の華やかさを思い起こさせるものもあれば、深くロマンチックで、時には憂鬱な気分の詩もあり、ウィンナワルツよりもショパンの郷愁を誘うマズルカに近い精神を持っています。また、ウィットに富み、精巧に作られた楽しいビベロットもあります。 シューマンは、作品34の3つのワルツについて、「非常に躍動感のある生命が流れていて、まるで舞踏会で実際に即興で演奏されたかのようだ」と書いています。シューマンは、ワルツ第5番変イ長調を「最も高貴なサロンピース」と呼び、さらに、このワルツが「完全に貴族的」であるため、ダンサーのために演奏するなら「女性の少なくとも半分は若い伯爵夫人であるべきだ」と述べています。 盤重量：201ｇ。楽しんで聴いていただける商品です。ジャケットには歴史を感じさせるダメージがあります。商品の情報カテゴリー:CD・DVD・ブルーレイ>>>レコード>>>洋楽商品の状態: やや傷や汚れあり